間違いやすいクレジットカード手数料の消費税の取扱い

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クレジットカード 手数料 消費税

お店を経営している方に質問です。

クレジットカード会社に支払う支払手数料と銀行に支払う支払手数料の仕訳は消費税の取扱いが異なるのですが、ご存知でしょうか?

知らなかったという方は、日々の記帳が間違っている可能性があります。税務署に指摘される可能性もありますので、正確な知識を身につけておきましょう。 

目次

1.間違いやすい支払手数料の仕分けとは?
 (1)銀行に支払う支払手数料の仕分けは?
 (2)クレジットカード会社に支払う支払手数料の仕分けは?
2.入力するさいの注意点とは
3.消費税を非課税としていない場合には何が必要になるのか
4.まとめ

1、間違いやすい支払手数料の仕訳とは?

クレジットカード会社に支払う支払手数料と銀行に支払う支払手数料の仕訳は取扱いが違うのですが、ご存知でしょうか?

両者の違いを仕訳で確認します。

(1)銀行に支払う支払手数料の仕訳は?

飲食店を経営している株式会社ラボは、10,800円の商品を仕入れるために、銀行から振込みをしました。その際に、銀行に振込み手数料として324円支払いました。

(お店が行う仕訳は?)

(借方)

(貸方)

仕入 10,000円

預金 10,800

仮払消費税 800円

支払手数料 300円

預金 324円

仮払消費税 24円

【ポイント】

銀行の振込み手数料は、消費税が発生します。

(2)クレジットカード会社に支払う支払手数料の仕訳は?

株式会社ラボは、飲食店をしております。10/1にお客さんに10,800円を飲食代としてご請求し、お客さんはその代金10,800円をクレジットカードで支払われました。

10/15日にクレジットカード会社から10,260円が振り込まれました。

クレジットカードの決済手数料は5%です。

(お店が行う仕訳は?)

日付

(借方)

(貸方)

10/1

売掛金 10,800円

売上 10,000円

仮受消費税 800円

10/15

預金 10,260円

売掛金 10,800円

支払手数料 540円

※売掛金(債権)は、将来お金を貰う権利のことを指します。

【ポイント】

クレジットカードの支払手数料には、消費税は発生しません。

債権の譲渡は、非課税となります。

【クレジットカードの支払手数料が非課税の根拠】

国税庁HP参照

 

2、入力する際の注意点とは?

 上記1で、クレジットカードの消費税は、非課税になるとご説明しましたが、下記のような仕訳をしてしまうミスが目立ちます。

10/15

預金 10,260円

売掛金 10,800円

支払手数料 500円

仮払消費税 40円

なぜこのようなミスが出てしまうかというと、会計ソフトを使って入力している方の多くは、税込み設定になっております。税込み設定にしているとどうなるかというと、支払手数料540円と入力すると、支払手数料500円と仮払消費税40円に自動的にわけられてしまうのです。仮払消費税40円を出さないためには、クレジットカードの支払手数料の消費税の設定を、非課税仕入れにしておく必要があります。

3、消費税を非課税としていない場合には何が必要になるのか?

上記でご説明した通り、

仕訳を

支払手数料540

としているか、

支払手数料500

仮払消費税40

としているかで、費用の金額も、消費税の金額も異なってしまいますので、修正申告が必要になることもあります。そのため、慎重に仕訳をきる必要があるでしょう。

まとめ

クレジットカードの支払手数料の消費税の取扱いは非常に忘れやすい論点の一つとなっております。少しのミスで、修正申告が必要になることもありますので、いままでの仕訳が正確であったかを一度確認してみましょう。

 

 

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