カードローンの仕組みが簡単に分かる!3つの特徴と7つの仕組み

お金が必要なったその日のうちにお金を借りることができるカードローンですが、審査や借入・返済がどういった仕組みで行われているのか気になりますよね。

そこで今回は、カードローンならではの特徴をご紹介した後、気になる審査や金利の仕組み、さらには他のローンとの違いについてもご紹介していきます。

これでカードローンの仕組みは完璧です!

1.カードローンとは
2.カードローンの3つの特徴
特徴1.無担保・無保証人で借入OK
特徴2.利用目的は何でもOK
特徴3.何度でも借入・返済OK
3.カードローンの7つの仕組み
種類の仕組み
審査の仕組み
金利の仕組み
利息の仕組み
返済金額の仕組み
返済方式の仕組み
法律の仕組み
4.カードローンを安全に利用できる2つの理由
理由1.金利の引き下げや総量規制で借金地獄に陥るリスクが減った
理由2.取立てに対する法律がかなり厳しくなった
5.他のローンとの違い
6.まとめ

1.カードローンとは

カードローンとは、担保や保証人なしでお金を借りることができるものになります。

カードローンで借りたお金は自由に使うことができ、決められた限度額の中では自由に借入・返済ができるので、非常に利便性が高く今では1,200万人以上が利用しています。

以前は、悪い印象も強かったですが、今では有名な芸能人がCMに出ていたり、大手銀行もCMを流すなどしているため、日に日にその知名度や印象は向上しています。

2.カードローンの3つの特徴

カードローンの仕組みについてお話しする前に、より具体的にカードローンについてご紹介していきます。

先ほどご紹介したものもありますが、カードローンには大きく次の3つの特徴があります。

特徴1.無担保・無保証人で借入OK
特徴2.利用目的はなんでもOK
特徴3.何度でも借入・返済OK

特徴1.無担保・無保証人で借入OK

カードローンでは、担保や保証人なしでお金を借りることができます。

以前は対物信用という考え方が広く採用されており、お金を借りる際に万が一返済できなかったときの保証を物で見せる必要がありました。

そのため、借りる金額にもよりますが、担保として貴金属などを預けたり、代わりに返済してくれる保証人を用意する必要がありました。

しかし今では、対人信用という考え方が広く採用されるようになり、お金を借りる人自身の信用度を審査しているため、担保や保証人なしでお金を借りることができ、即日でお金を借りれるようなスピード審査も可能になっています。

特徴2.利用目的は何でもOK

カードローンで借りたお金は、基本的にどのように使っても問題ありません。

自動車ローンや住宅ローン等は目的ローンと言われ、決められた目的のためにしか借りたお金を利用することはできませんが、カードローンはそういった制限無しに利用することができます。

ただ、カードローンは個人の信用でお金を借りるものになるので、事業目的で使用することを禁止しているものも多いです。

ただ、ビジネクストのように事業目的で利用できるビジネスローン(カードローンの事業目的版)もあるので、全てが利用できないというわけではありません。

特徴3.何度でも借入・返済OK

カードローンは限度額(利用可能額)内であれば、何度でも借入や返済ができます。

自動車ローンや住宅ローンのような目的ローンでは、目的に応じた利用しかできないだけでなく、追加の借入もすぐにはできません。

カードローンでは、個人の信用を審査してお金を貸しているので、そういった問題は起こりません。

例えば、審査の結果30万円の限度額(利用可能額)が与えられた場合、「この人なら30万円の借金をしても返済できる」という信用があるので、その範囲内であれば返済の途中で再度借入を行おうが特に問題ありません。

カードローンの限度額については「カードローンの限度額の仕組みと限度額を上がる3つの仕組み」で詳しくご紹介しています。

3.カードローンの7つの仕組み

それでは、カードローンの仕組みについてお話していきます。

今回は、カードローンの仕組みを7つに分けてご紹介していきます。

  • 種類の仕組み
  • 審査の仕組み
  • 金利の仕組み
  • 利息の仕組み
  • 返済金額の仕組み
  • 返済方式の仕組み
  • 法律の仕組み

種類の仕組み

カードローンは主に3種類あり、表のような特徴があります。

3種類のカードローン比較表

銀行カードローンは、吉高由里子さんがCMをしている三井住友銀行カードローンや阿部寛さんがCMをしているバンクイック(三菱東京UFJ銀行カードローン)になります。金利が低い事が最大の特徴になります。

消費者金融カードローンは、プロミスやアイフル、アコムなどになります。審査・融資スピードの早さや無利息サービスをはじめとしたサービスが優れているのが特徴です。

信販カードローンは、信販会社(ざっくり言うとクレジットカード会社)のカードローンですので、銀行や消費者金融に比べると知名度も低く、あまり優れた点はありません。

他にも、信用金庫や労働金庫、JAのカードローンがありますが、信用金庫は銀行と変わらず、労働金庫やJAはより金利が低くなっています。

労働金庫やJAは審査が厳しく、一般的なカードローンとは違うため、今回はご紹介していません。JAのカードローンについては別途まとめた記事があるので、こちらを参考にしてみてください。「銀行を超える低金利が魅力!JAカードローンの仕組みを徹底解説

また、カードローンの細かな種類については「カードローンの種類は7つ!それぞれの特徴の金利の比較」こちらの記事でご紹介しています。

審査の仕組み

カードローンの審査は、機械と人のダブルチェックで行われます。

先ほどもご紹介しましたが、カードローンは対人信用でお金を借りることができるものなので、審査も個人の信用力(返済能力)を第一に見られます。

まず機械によるチェックで、個人の信用力を数値化し、数字の合計点で審査通過か審査落ちかが決まります。

その後、申込内容に不備がないかや在籍確認を人が行い、最終的な判断が下されます。

このシステムによって、最短30分審査が可能になっています。

カードローンの審査基準に関しては、「カードローンの3つの審査基準と審査に通るための5つのポイント」で詳しくご紹介しています。

信用力の数値化とは?

信用力の数値化とは、「正社員なら5点、派遣社員なら3点、バイトなら1点、無職なら-2点」という形で、過去の統計データから算出された数値で、個人の信用力を測るものになります。(これをスコアリングと呼びます)

無料で自分のスコアを確認できる簡易サイトがあるので、こちらを参考にしてみても良いかもしれません。

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金利の仕組み

カードローンの金利は、借入金額によって次のようになっています。

上限金利というのは、課せられる最大限の金利という事ですので、上限金利より低い金利を設定する分には何の問題もありません。

消費者金融カードローンでは、10~100万円未満の場合、金利18%を採用しているものが多いですが、銀行カードローンでは、14.5%くらいにしているものも多いです。

また、100万円以上の借入の場合、200万、300万と借入金額が大きくなるにつれ、カードローンが金利を引き下げているケースがほとんどですが、法律で決まっている訳ではありません。

上限金利はあくまで通常の借入をベースにしたものですが、万が一返済に遅れてしまった場合は「遅延損害金」という罰金ものが発生し、遅延損害金に対しては通常の金利よりも高い金利をつけても良いというルールがあります。

遅延損害金の上限金利は次のようになります。

利息の仕組み

カードローンの利息は、次のような式で求めることができます。

利息の計算方法 図

例えば、金利18%のカードローンで10万円を10日間借りた場合、利息は「493円」になります。

また、利息が発生するのは借入日の翌日から返済日までになります。

つまり、○月1日にお金を借りて○月1日に返済した場合、利息は0円になります。先ほど例に挙げた10日間借入した場合というのは、○月1日~○月10日の借入ではなく、○月1日~○月11日の借入という事になります。

利息の計算方法については、「利息の計算方法~年利と利息の関係~」でもご紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

返済金額の仕組み

カードローンには、最低返済金額というものが設定されています。

最低返済金額とは、返済日に最低限返済しなくてはならない金額のことで、この金額を返済していればカードローンを使い続けることができます。

主要カードローンで10万円を借りたときの最低返済金額と利息は次のようになります。

10万円借りたときの最低返済金額

ただ、最低返済金額で返済を続けているとなかなか借金は減らないので注意する必要があります。

返済方式の仕組み

カードローンの返済方式は次の3つになります。

  • 定率リボルビング方式
  • 借入後残高スライド元利定額返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式

定率リボルビング方式とは、借入か返済をした直後の残高に対して、決められて割合をかけ、最低返済金額を決める方法の事で、アコムが使用している返済方式になります。

借入後残高スライド元利定額返済方式では、借入した直後の残高に対して、あらかじめ決められた最低返済金額が適用される方法の事で、アイフル・モビットが使用している返済方式になります。

残高スライドリボルビング方式では、借入か返済をした直後の残高に対して、あらかじめ決められた最低返済金額が適用される方式の事で、レイク・オリックス銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・バンクリックが使用している返済方式になります。

それぞれの返済方式の詳しい計算方法については「カードローンの返済をお得にするコツと知って役立つ豆知識」で詳しくご紹介しています。

法律の仕組み

銀行カードローンと消費者金融カードローンでは、適用される法律が異なります。

銀行カードローンには、銀行法という法律が適用されますが、消費者金融カードローンには、貸金業法という法律が適用されます。

これによって、総量規制の対象になるかどうかが決まってきます。

総量規制は、貸金業法の中のルールなので、銀行法を守っている銀行カードローンには関係ありません。

これが、銀行カードローンだと総量規制の対象とならない仕組みになります。

総量規制ってなに?

総量規制とは、「年収の3分の1以上のお金を貸してはいけない」という貸金業法のルールになります。

そのため、消費者金融カードローンでは3分の1を超える借入を行うことはできません。

ただ、銀行カードローンであっても年収の3分の1以上のお金を借りるのは、総簡単ではないので注意する必要があります。

ですので、総量規制の対象外だからお金を借りれるという人は、基本的に専業主婦しかいません。

総量規制に関しては「カードローンの総量規制ってなに?よくわかる総量規制」で詳しくご紹介しています。

4.カードローンを安全に利用できる2つの理由

カードローンをはじめて利用する人は、どうしても怖いイメージがあると思います。

そこで、なぜカードローンが安心して利用できるようになったのかをこれからご紹介していきます。

理由1.金利の引き下げや総量規制で借金地獄に陥るリスクが減った
理由2.取立てに対する法律がかなり厳しくなった

理由1.金利の引き下げや総量規制で借金地獄に陥るリスクが減った

「ラララむじんくん♪ラララむじんくん♪」
「どうする?アイフル~」

こうしたCMを覚えている方も多いのではないでしょうか?

この頃は、グレーゾーン金利と言われるものがあり、上限金利が29.2%と今より10%程高く利息が相当高く、借金を返済できない人が非常に多く生まれてしまいました。

しかし、今ではこのグレーゾーン金利というものがなくなり、金利が大幅に下がり、利息が少なくなりました。

また、先ほどご紹介した総量規制も導入されたため、借金に借金を重ねるという手法が取れなくなり、借金が膨らみきる前に借金できなくなってしまいます。

それによって、借金地獄の危険が一気に少なくなりました。

理由2.取立てに対する法律がかなり厳しくなった

借金の取立てと言うと、映画や漫画のように「スーツを着た男性が、昼夜問わず脅しに来る」というイメージを持っている方も多いですが、今ではそんな事はできません。

というのも、以下のように借金の取り立ては法律できつく制限されているからです。

この法律のおかげで、

  • 勤務先に電話が鳴り続ける
  • 壁に落書きされる
  • 怖い人が家の前で待機し続ける
    ・・・

こうした、テレビや漫画で見るような取立てができなくなりました。

この法律を破れば貸金業ができなくなってしまうので、まともな会社であれば確実にこのルールを守っています。

ただ、借りた本人と一切連絡が取れないような状況であれば、「夜9時~朝8時の連絡」「勤務先や自宅以外への連絡」この2つの行為は許されるので、借金を返済できない場合は、その理由も含めてしっかり連絡するようにしましょう。

5.他のローンとの違い

カードローンと他のローンの違いは次のようになっています。

カードローンは無担保でお金を借りることができ、その使い道も自由ですが、自動車ローンのような目的ローンでは、担保が必要であり、使い道も限定されています。

また、フリーローンとカードローンは微妙に違いますが、一緒に扱われるケースも少なくありません。

フリーローンとカードローンの最も大きな違いは、カードローンは限度額内で何度も借入・返済が利用できるのに対し、フリーローンは借入のたびに審査を受ける必要があるという点になります。

6.まとめ

カードローンのさまざまな仕組みについてご紹介してきました。

カードローンはきちんと正しく使うことができれば非常に便利なものですが、カードローン側にもそれができるような様々なルールができています。

よっぽど無理な使い方をしたり、危険な使い方をしない限りは、カードローンは安心して利用できますよ。

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