クレジットカードのキャッシング枠とは?仕組みや注意点まで徹底解説

キャッシング枠

クレジットカードを発行するとき、キャッシング枠の設定も決める必要があります。

でも、普段キャッシングについて意識することなんてあまりないですし、

「キャッシング枠は付けるべき?どんなときに役立つの?」
「付けた場合どんなリスクがあるの?」

とわからないこともたくさんある中で、なんとなく設定してしまいがちな機能です。

そこで今回は、キャッシング枠について、仕組みやメリット・デメリットなど気になる内容全般を徹底解説していきます。

目次
1.キャッシング枠とは?
2.キャッシング枠とクレジットカードの限度額の関係
クレジットカードにある枠の種類
キャッシング枠とショッピング枠の関係
リボ払いの枠にも注意
3.キャッシング枠の調べ方
あといくらキャッシングできる?
そもそもキャッシング枠はついてるの?
4.キャッシング枠を付ける方法
方法1.クレジットカード発行時に申請
方法2.あとから付けることもできる
5.キャッシング枠を付けられる人・付けられない人
キャッシング枠を付けられる人
キャッシング枠を付けられない人
6.キャッシング枠を付けるメリット・デメリット
メリット
デメリット
7.キャッシングの上手な活用方法
活用方法1.緊急で少額借りる必要がある
活用方法2.海外キャッシング
活用方法3.不要だと思ったら減額申請
8.まとめ

1.キャッシング枠とは?

キャッシング枠とは、クレジットカードのキャッシングで借りられる金額の範囲のことになります。

たとえば、「キャッシング枠20万円のカード」では、最大20万円までキャッシング機能を使ってお金を借りることができるということになります。

2.キャッシング枠とクレジットカードの限度額の関係

クレジットカードには、買い物キャッシングで利用できる限度額が別々に設定されています

キャッシング枠とクレジットカードの限度額の関係について解説していきます。

クレジットカードにある枠の種類

クレジットカードには、「ショッピング枠」「キャッシング枠」という2つの枠があります。

ショッピング枠は、買い物や飲食店の利用代金の支払いなどに利用できる金額の範囲です。

クレジットカード枠

キャッシング枠とショッピング枠の関係

キャッシング枠はショッピング枠の中に含まれています。

キャッシング枠とショッピング枠の関係

そして、クレジットカードはもともと買い物の支払いに使うためのものなので、「カードの限度額=ショッピング枠」という仕組みになっています。

たとえば、「ショッピング枠50万円・キャッシング枠20万円」のカードで20万円キャッシングしたとします。

残りの利用可能枠は「ショッピング枠30万円・キャッシング枠0円」となります。

ショッピング枠50万円・キャッシング枠20万円

リボ払いの枠にも注意

「キャッシング枠が40万円だからリボ払いで40万円借りようとしたできなった」といった場合は、「リボ払い利用可能枠」を確認する必要があります。

ショッピング枠キャッシング枠の中には、それぞれ「リボ払い利用可能枠」という枠があります。

ショッピング枠100万円・キャッシング枠40万円・ショッピングリボ枠20万円・キャッシングリボ枠20万円の場合、下記のようになります。

「リボ払い利用可能枠」

3.キャッシング枠の調べ方

カードのキャッシングの設定はどうなっているのか確認する方法をご紹介します。

あといくらキャッシングできる?

残りの利用可能枠を確認する方法は3パターンあります。

残りの利用可能枠を確認する方法

簡単に調べる方法として、WEBの会員ページ毎月の利用代金の請求書をみると、キャッシングの利用可能枠を確認することができます

どちらも確認できないときは、カード会社に直接電話で確認すると調べてもらうことができます。

そもそもキャッシング枠はついてるの?

「そもそもキャッシング枠が付いているのかわからない」という場合は、WEBの会員ページや請求書の「キャッシング利用枠」の欄を見て、金額の記載があれば枠があるということになります。

「0円」の場合、キャッシング枠は付いていないということになります。

キャッシング枠

4.キャッシング枠を付ける方法

キャッシング枠を付ける方法は2パターンあります

キャッシング枠を付ける方法

方法1.クレジットカード発行時に申請

クレジットカードを作るときに、キャッシング枠の設定を決めることができます

付ける場合は希望限度額を申請する必要があり、所定の審査も受ける必要があります

審査次第では希望限度額よりも低い金額を提示されたりキャッシング枠を付けること自体断られることもあります

方法2.あとから付けることもできる

あとからキャッシング枠を付けたくなったときは、キャッシング枠の増額を行いましょう

キャッシング枠は、増額・減額申請というものが可能となっています。

減額は手続きを行えば簡単にできますが、増額は別途審査が必要なため、必ず希望限度額になるとは限りません。

キャッシング枠は後付け出来る

5.キャッシング枠を付けられる人・付けられない人

キャッシング枠を付けるには一定の条件があります。

キャッシング枠を付けられる人

20歳以上の利用者本人に収入があれば審査対象となります。

キャッシング枠を付けられない人

下記3つのいずれかに当てはまる人はキャッシング枠を付けることはできません。

キャッシング枠を付けられない人

キャッシングの審査はどんな理由で落とされる?

主に下記のようなことが原因としてあげられます。

  • 消費者金融やキャッシングですでに年収の1/3に値する金額を借りている
  • 過去に金融事故を起こしている

キャッシングは総量規制の対象となるため、収入がない方や、他社からすでに年収の1/3に当たる金額を借り入れている場合は、キャッシング枠を付けることができません。

総量規制

また、キャッシングの審査では信用情報も調べられるため、過去にローンやクレジットカードなどの支払いを延滞した、といった記録が残っている場合、審査通過は難しくなります

6.キャッシング枠を付けるメリット・デメリット

キャッシング枠を付けるメリット・デメリットを確認しておきましょう。

キャッシング枠を付けるメリット・デメリット

メリット

キャッシングのメリットは、緊急時にすぐ借りることができるという点です。

カードローンは、申込・審査・契約手続といったことが必要なため所定の時間がかかりますが、キャッシングはキャッシング枠さえ付いていれば、ATMから即座に引き出すことができます

デメリット

キャッシングは、すぐにお金を引き出せるため便利ではありますが、それと共に簡単に借金を背負うリスクがあるということになります。

金利も高めに設定されているため、無計画に利用すると莫大な利息がかかってしまうこともあり得ます

また、キャッシングは不正利用の補償対象外となっていることが多く、カードを盗まれてキャッシングでお金を引き出された、といった場合、カードの持ち主に請求されてしまう恐れがあります

キャッシング枠を付けるデメリット

7.キャッシングの上手な活用方法

キャッシングの上手な活用方法

活用方法1.緊急で少額借りる必要がある

真夜中に緊急でお金が必要になったときなどは、手続き不要なキャッシングが活躍します。

活用方法2.海外キャッシング

海外旅行などで現地通貨が必要なときは、銀行や両替所よりも海外キャッシングを利用した方がお得になります

海外キャッシングについては、下記の記事で詳しく解説しています。
海外で現地通貨を調達するならクレジットカードでのキャッシングがお得!

活用方法3.不要だと思ったら減額申請

活用法とは少し異なりますが、後からキャッシングが不要だと思ったら、枠自体をなくしておくと防犯の面でも安心です。

「海外キャッシングで利用したけど旅行が終わったら使わない」
「最初は緊急時のために付けたが金利の低いカードローンを契約したので不要になった」

といった場合は、放置せずに減額申請をしておきましょう。(増額は時間がかかるので使う可能性があるなら無理に外す必要はありません)

8.まとめ

キャッシングは緊急時に非常に便利なため、「もしものときのために」と付けている方も少なからずいるようです。

キャッシング枠を付ける・付けないは利用者次第ですが、メリット・デメリットをしっかり把握し、不要だと思ったら付けないのが一番安全です。

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