大手のクレジットカードである三井住友カード、「クレジットカードを作りたい」という方から絶大な人気がありますよね。
豊富な種類のカードが用意されており、自分にピッタリのカードを持つことができるのも魅力的です。
しかし、はじめてカードを作る方や、他社のカードと検討中の方は
「こんなに種類があるとどれを選んだらいいのか…」と途方に暮れてしまう方も多いと思います。
そこで今回は、三井住友カード作るなら「こんな人はこのカード!」というおすすめを紹介していきたいと思います。
0.クレジットカードの選び方
比較1.年会費
比較2.国際ブランド
比較3.カード会社
比較4.ポイント還元率
比較5.保険・サービス内容
比較6.カード発行速度
1.おすすめのカードは?5つの選び方
選び方1.はじめてカードを作るなら
選び方2.学生さんにおすすめ
選び方3.女性にオススメ
選び方4.海外出張や旅行に行くなら
選び方5.ゴールドカードを検討中なら
2.三井住友カードの申込方法
申込方法1.インターネット(らくらく発行)
申込方法2.インターネット+郵送手続き
3.三井住友銀行VISAカードを利用する注意点
注意点1.リボ払いは避ける
注意点2.キャッシング枠を付けるか検討しておく
注意点3.引き落とし日は2種類!残高不足に注意
4.まとめ
0.クレジットカードの選び方
はじめに、基本的なクレジットカードの選び方をご紹介したいと思います。
下記の6項目を比較して、理想に当てはまるカードを選択するのがオススメです。
比較1.年会費
年会費はカードによって無料・有料のものがあります。
手軽に持てる無料カードか、保険やポイント還元率が充実している有料カードどちらを重視するかで選びましょう。
比較2.国際ブランド
国際ブランドとはVISA、MasterCard、JCBなどといったカードのカテゴリのことになります
初めてカードを作る・海外でも利用したいならVISAかMasterCard、海外では利用せず国内の利用を重視するならJCBがオススメです。
比較3.カード会社
カードの発行会社は、カードの利用用途によってオススメするものがかなり違ってきます。
メインカードとしては、三井住友カード、三菱UFJニコス、セディナといった大手のカード会社を選択しておけば困ることはないでしょう。
サブカードとして、「普段の買い物の支払いで使う」「ネットショッピングで利用する」といった系列店のカードを発行しておくとよりお得に利用することができます。
比較4.ポイント還元率
クレジットカードのポイント還元率はカードによって異なるため、効率よく貯めたいなら高還元率なものを選びましょう。
貯めたポイントは、ギフトカードや電化製品などと交換したり、他店で使えるポイント(楽天ポイント、Tポイントなど)に移行するといった用途に使うことができます。
比較5.保険・サービス内容
クレジットカードに付帯している保険・サービスはカードによって異なります。
特にサービスはカードによってかなり幅広くなるため、「どんなジャンルが優待されているものがよいか」で比較するのがオススメです。
保険は、一般カードよりもランクの高いカードや有料カードの方が手厚くなります。
比較6.カード発行速度
クレジットカードは、手元に来るまで2週間ほどかかるのが一般的です。
「なるべくはやくカードがほしい」という場合は、カード発行が最短即日~3営業日ほどのものを選ぶとよいでしょう。
1.おすすめのカードは?5つの選び方
まずは三井住友カードの特徴とスペックをご紹介します。
三井住友カードの特徴
三井住友カードは、「初めてカードを作る」「学生カードを持ちたい」という方でも安心して利用できるカードとなっています。
各カードの年会費・申込資格
カードごとの年会費と申込資格は次の通りです。
カード | 年会費 | 申込資格 |
---|---|---|
三井住友カード | 1,250円+税(初年度無料) | 満18歳以上の方(高校生除く) |
三井住友カードA | 1,550円+税(初年度無料) | 満18歳以上の方(高校生除く) |
三井住友カードデビュープラス | 前年度1回以上の利用で翌年度無料 通常1,250円+税(初年度無料) |
満18歳~25歳の方(高校生除く) |
三井住友カードアミティエ | 1,250円+税(初年度無料) | 満18歳以上の方(高校生除く) |
三井住友カードエグゼクティブ | 3,000円+税(初年度無料) | 満20歳以上の安定した収入のある方 |
三井住友カードプライムゴールド | 5,000円+税(初年度無料) | 満20歳以上30歳未満で安定した収入のある方 |
三井住友カード ゴールド | 10,000円+税(初年度無料) | 満20歳以上30歳未満で安定した収入のある方 |
学生用のカードは下記のようになっています。
カード | 年会費 | 申込資格 |
---|---|---|
三井住友カード(学生) | 在学中無料 | 満18歳以上の学生(高校生除く) |
三井住友カードA(学生) | 卒業予定年まで250円+税(初年度無料) | 満18歳以上の学生(高校生除く) |
三井住友カードデビュープラス(学生) | 前年度1回以上の利用で翌年度無料 通常1,250円+税(初年度無料) |
満18歳~25歳の方(高校生除く) |
三井住友カードアミティエ(学生) | 在学中無料 | 満18歳以上の学生(高校生除く) |
各カードのショッピング・旅行保険
カードごとのショッピング保険、国内・海外旅行の損害保険は次の通りです。
カード | ショッピング保険 | 国内損害保険 | 海外損害保険 |
---|---|---|---|
三井住友カード | 年間100万円までのお買い物安心保険 ※海外、リボ払い、分割払い(3回以上)のみ対象 |
× | 〇 最高2,000万円 |
三井住友カードA | 〇 最高2,500万円 |
〇 最高2,500万円 |
|
三井住友カードデビュープラス | × | × | |
三井住友カードアミティエ | 〇 最高2,500万円 |
〇 最高2,500万円 |
|
三井住友カードエグゼクティブ | 年間100万円までのお買い物安心保険 | 〇 最高4,000万円 |
〇 最高4,000万円 |
三井住友カードプライムゴールド | 年間300万円までのお買い物安心保険 | 〇 最高5,000万円 |
〇 最高5,000万円 |
三井住友カード ゴールド | 〇 最高5,000万円 |
〇 最高5,000万円 |
学生向けカードの詳細は下記のようになっています。
カード | ショッピング保険 | 国内損害保険 | 海外損害保険 |
---|---|---|---|
三井住友カード(学生) | 年間100万円までのお買い物安心保険 ※海外、リボ払い、分割払い(3回以上)のみ対象 |
× | 〇 最高2,000万円 |
三井住友カードA(学生) | 〇 最高2,500万円 |
〇 最高2,500万円 |
|
三井住友カードデビュープラス(学生) | × | × | |
三井住友カードアミティエ(学生) | 〇 最高2,500万円 |
〇 最高2,500万円 |
それではカードの選び方を解説していきます。
選び方1.はじめてカードを作るなら
初めてクレジットカードを作るなら、下記3つのカードがオススメです。
- 三井住友カード
- 三井住友カードA
- 三井住友カードデビュープラス
三井住友カードはこんな人にオススメ
- 年会費をなるべく安くしたい
- 国内旅行の損害保険はなくてもよい
三井住友カードAはこんな人にオススメ
- 損害保険がしっかりしたものがよい
- 国内・海外旅行の損害保険はどちらも付けたい
三井住友カードデビュープラスはこんな人にオススメ
- 18歳~25歳の方
- 年会費を手軽に無料にしたい
- 将来的にゴールドカードを利用したい
- ポイントを活用したい
- 旅行の損害保険は付いていなくてもよい
選び方2.学生さんにおすすめ
学生さんにオススメなのは下記4つの学生カードです。
- 三井住友カード(学生)
- 三井住友カードA(学生)
- 三井住友カードデビュープラス(学生)
- 三井住友カードアミティエ(学生)
三井住友カード(学生)はこんな人にオススメ
- 年会費は無料がいい
- 国内旅行の損害保険はなくてもよい
三井住友カードA(学生)はこんな人にオススメ
- 年会費をなるべく安く利用したい
- 国内・海外旅行の損害保険はどちらも付けたい
三井住友カードデビュープラス(学生)はこんな人にオススメ
- 18歳~25歳の学生の方
- ポイントを活用したい
- 年会費を手軽に無料にしたい
- 旅行の損害保険は付いていなくてもよい
三井住友カードアミティエ(学生)はこんな人にオススメ
- 女性の学生の方
- 年会費無料で保険は手厚くしたい
- 国内・海外旅行の損害保険はどちらも付けたい
- ケータイ・PHSをよく利用する
選び方3.女性にオススメ
女性にオススメのカードは三井住友カードアミティエです。
こちらは女性向けのクレジットカードになります。
三井住友カードと同じ年会費ですが、国内・海外旅行両方の損害保険がつき、ケータイ・PHSの利用でポイントも2倍になるため、女性はこちらのカードの方がお得になります。
選び方4.海外出張や旅行に行くなら
海外出張・旅行に行くことが多い方はエグゼクティブカードがオススメです。
一般カードよりもワンランク上のカードとなっており、年会費も3,000円と高めに設定されています。
その分、国内・海外旅行保険が最高4,000万円と手厚くなっており、また医師へ24時間・年中無休電話で無料相談ができる「ドクターコール24」といったサービスも受けることができます。
※「ドクターコール24」は海外からの相談はできません。
選び方5.ゴールドカードを検討中なら
三井住友カードには2種類のゴールドカードがあります。
- 三井住友カードプライムゴールド
- ゴールドカード
三井住友カードプライムゴールドはこんな人にオススメ
- 20代からゴールドカードを利用したい
- ショッピング保補償、国内・海外旅行損害保険は手厚い方がよい
- 出張・旅行などで空港を利用することが多い
ゴールドカードこんな人にオススメ
- 30歳以上の方でゴールドカードの利用を検討中の方
- 年会費が比較的安いゴールドカードがよい
- ショッピング保補償、国内・海外旅行損害保険は手厚い方がよい
- 出張・旅行などで空港を利用することが多い
- 旅行などで高級旅館・ホテルをよく利用する
2.三井住友カードの申込方法
申し込む前に銀行口座を持っている必要があります。
申込方法は下記2種類になります。
申込方法1.インターネット(らくらく発行)
三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行といった提携口座をもっている場合、インターネットのみで手続き可能となります。
らくらく発行対象金融機関
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/ol-rakuraku.jsp
公式ホームページの「カード一覧」を開き、申し込みたいカードの「お申込み」から手続き可能となっています。
申込方法2.インターネット+郵送手続き
らくらく発行に対応していない口座を指定する場合は、インターネット+郵送の手続きが必要となります。
こちらも公式サイトの「カード一覧」から、申し込みたいカードの「お申込み」に進むと手続き可能となっています。
3.三井住友銀行VISAカードを利用する注意点
注意点1.リボ払いは避ける
三井住友カードはリボ払いの利用を推奨しているカードです。
しかし、リボ払いは支払い時の負担は減るものの、利用期間が長期化しやすく、その分利息がかかってしまいます。
リボ払いは避け、一括払いでの利用を心がけましょう。
注意点2.キャッシング枠を付けるか検討しておく
キャッシングとはクレジットカードでお金を借りることができるサービスです。
クレジットカード発行時にキャッシング枠を付けると、いつでもお金を引き出せるようになりますが、
- 簡単にお金を借りられる状態になる
- キャッシングを不正利用されても補償されない
というデメリットもありますので、よく検討してから選択しましょう。
注意点3.引き落とし日は2種類!残高不足に注意
三井住友カードの支払い日は、毎月10日か26日のどちらかを選択することができます。
特にほかのクレジットカードも利用している方は、引き落とし日に残高不足にならないように気を付けましょう。
4.まとめ
今回の記事のポイントです。
- 三井住友カードは、初めてカードを作る方や学生さん、サブカードにVISAカードを持ちたい方やゴールドカードを持ちたい方まで幅広く対応している
- 豊富な種類のカードから自分の属性や理想のサービス内容から選択するのがよい
- リボ払いは極力利用しないように心がける
申込もネットから手軽にできますので、クレジットカードを発行したい方はぜひ検討してみてください。
三井住友カードデビュープラス
詳細
三井住友カードデビュープラスは、満18歳〜25歳限定のクレジットカードであり、学生から新社会人にかけて最もおすすめのクレジットカードの1つになります。
25歳までしか申し込む事が出来ない、若者向けのクレジットカードではありますが、ブランドがあるため、何処で出しても恥ずかしくないカードになります。
年会費が税抜1,250円かかってしまいますが、年1回でも利用すれば年会費は無料になります。
しかも、ポイント還元率も1%と高還元率カードに負けない設定となっていますので、ポイントがなかなか貯まらないという事もありません。
26歳で三井住友カードプライムゴールドへのランクアップが可能ですし、30歳になればゴールドカードへの移行もスムーズに出来るので、将来的にステータスカードを持ちたい方にも、おすすめな1枚になります。
三井住友カード
詳細
VISAと言えば三井住友カードというほど、日本で最も有名なVISAカードになります。誰もが知っている定番のクレジットカードであり、誰でも持つことができる嫌味のないクレジットカードになります。
世界的にもVISAブランドは最も使える国際ブランドであるため、日本人がよく行く国や地域では、VISAが使えないというケースは、そう多くありません。
年齢と共に自然とステータスを上げていけるので、「カードは1枚しか持たず、どこでも普通に使いたい」という方には、非常におすすめの1枚になります。
さらに、支払い方法をリボ払いにし、利用明細書の郵送をやめることで、年会費を無料にすることができるので、お財布にも優しいカードになります。
また、リボ払いの最低支払額を99万円にすることで、ほとんどの人が1括払いと同じように利用することができるため、無駄な手数料を支払う必要もありません
三井住友カードプライムゴールド
詳細
三井住友カードプライムゴールドは、20代専用のゴールドカードになります。
三井住友カード ゴールドには、若干サービスが劣る部分もありますが、基本的には同じようなサービスを受ける事ができます。
見た目に関しても、三井住友カード ゴールドとほぼ同じであり、クレジットカードに詳しくない人が見たら、「Prime」という言葉のイメージから、ゴールドカードより上だと思う人もいるかもしれません。
年会費も税抜1,500円とお手頃で、初年度は年会費無料です。さらに、「マイ・ペイすリボ」に登録することで永年無料にすることができます。
もちろん、リボ払いの支払金額を99万円に設定する事で、2カ月で100万円以上使わない限り、1括払いと同等の基準で利用する事ができます。
また、三井住友カードプライムゴールドは、30代になるとゴールドカードに自動的に移行されるので、ステータスカードに自然とランクアップさせていく事ができます。(更新時に審査はあります)
三井住友カード ゴールド
詳細
三井住友カード ゴールドは、日本で最も有名なゴールドカードの一つであり、アメックスやダイナースクラブカードと比べると、ステータスは若干劣りますが、好感度や認知度は抜群です。
ゴールドカードに求めるすべてのサービスを受ける事ができますし、何処で使っても恥ずかしくないカードと言えます。
ただ、いきなり申し込んで審査に通るのは難しいので、最初は審査に通りやすい一般カードをメインとして使い、その後申し込むようにしてみましょう。
イメージ的には、一般カードの限度額がゴールドカードの最低限度額である50万円を超えてから申し込むと審査に通る確率が高くなります。
しかも、通常の年会費は税抜き10,000円ですが、WEB明細とリボ払いを選択することで、年会費を4,000円まで引き下げる事ができます。
ここまでのステータスとサービスがあるにも関わらず、年会費を4,000円にできるので、最強のゴールドカードと考えている人もいます。