「お金をばらまいた伝説を持つ英雄が実はただのクズだった話!」





こんにちは!泥棒中から失礼します。

編集部

頭巾の色がもう隠れる気ないだろ。


金があったらやってみたいことが山ほどある男しょうです。

編集部

その恰好でお金の話するのはヤバすぎるんだが…


お金って無くてもいいけど、あったほうができることの選択肢が広がるんですよね。

洋服を買えたり。

パソコンを買えたり。

ゲームを買えたり。


どれもお金があって初めて可能なことです。

お金は自分の欲求を満たすというイベントに交換できるチケットなんですよ!

編集部

なんだろう…もう全て盗んだように見えてくる…


それくらい僕らの中で重要なポジションにあるお金。

貰えるのであれば貰えるだけ欲しいですよね?

あげます!

編集部

怪しい勧誘みたいなのやめろ!

冗談はさておき、今SNSでも「お金をあげる」イベントみたいなやつ多いですよね。

最近だと青〇基金とかZ〇Z〇のやつとかで100万円貰えるとかあった気がします。

編集部

いや、Z〇Z〇とかもう〇が意味をなしてないんだが…

すごいたくさんの人がお金欲しさに群がっていました。


お金のばらまきです!


中には偽物の企画とかあると思いますけど、偽物でも騙される人は多いのが現実です。

それくらいに人はお金には目がないんです。お金を前にすると何も見えなくなるんです。

そんなお金のばらまきを江戸時代に行っていた人がいました。



鼠小僧です!



今回はそんな鼠小僧の話から昔の人のお金に対する思いをみていきたいと思います。

貧しいものにお金をばらまく義賊「鼠小僧」!

江戸のある下町にとても貧しい家族が住んでいました。

あまりに貧しくて、「もう無理…」とため息つくばかり。

そんな時、玄関の方でチャリンと音がしました。

「なんだなんだ?」と気になって向かうと、そこには小判が置いてあったのです。

小判を抱えて「ありがとう!!」と泣き叫ぶ人たち。。

金持ちの殿様や商人から盗んだお金を貧しい人たちにばらまくその姿はまさに庶民の英雄。

その名も「鼠小僧」!

これは江戸時代から伝わる鼠小僧の義賊伝説(簡略ver)です。

編集部

聞いたことある!有名なやつや!

鼠小僧が金持ちの殿様や商人からお金を盗んで、貧しい人たちにばらまくという庶民の味方感が溢れるすごいいい話ですよね。

編集部

実は鼠小僧はそんないいやつじゃないし、こんな綺麗な話じゃないんです!


自分のためにお金を盗んだ泥棒「鼠小僧」!

鼠小僧は一度捕まってます。

その時は「初めて泥棒しました!(暖かい目)」と嘘をついて切り抜けました。

まぁ入れ墨入れられたんですけどね。

当時は犯罪抑制のために入れ墨を入れる刑罰がありました。入れ墨を見たら「あいつ前科持ちか〜!」ってすぐわかるというわけです。

さすがに懲りて大人しくなったか〜と思ったら…


大人しくしないんですよ!


また泥棒やるんですよ!

編集部

もう依存症だ。泥棒依存症だ。

編集部

タバコ依存症やパチンコ依存症と同じ感覚でしょう。

泥棒に復帰してからもなんども盗みを繰り返し、ついにまた捕まります。

2回目の鼠小僧は驚くほど素直に白状したようで、この時に泥棒人生10年で800回ほどの犯行に及び、総額3000両を盗んだと供述したそうです。

編集部

鼠小僧がすごいのか、盗まれる側の警備がザルなのか…

編集部

当時のお金持ちたちに是非ともアルソックをオススメしたい。

ついでに3000両がいくらくらいなのか気になったので調べてみました!

日本銀行のお金に関するFAQには、、、

「米価から計算した金1両の価値は、江戸初期で約10万円前後、中~後期で4~6万円、幕末で約4千円~1万円ほどになります。」

と書かれているので、今回は鼠小僧の時代を江戸時代後期として1両約5万円とします。

計算すると5万×3000両で1億5000万になります。

これ少ないんじゃない?と思われるかもしれませんが、当時はダイヤモンドとかロレックスの腕時計とかランボルギーニとか無いですからね?

当時はお金以外に高級なものというと服とか砂糖とかそういう世界です。

それで1億5000万円は凄すぎます。

でも捕まった時、このお金全然なかったようなんです。


じゃあ何に使ったのか。。

博打と女と酒です!!

編集部

クズの中のクズや…

編集部

クズを通り越してもはや清々しい…

完全に自分の欲求のためにお金を盗んでいたんです!

庶民にばらまく気なんてゼロです!

鼠小僧と庶民のお金に対する考え!

鼠小僧はただ自分の欲求のためにお金を盗んでいたのに、なぜか義賊伝説なんていう「鼠小僧良いやつ!」って話が生まれたんです。

伝説が生まれた一番の要因はおそらく、鼠小僧がお金持ちをターゲットにしていたことでしょう。

庶民たちから見てみればお金を持ってて、大きな顔をしている人はあまり良いとは思わなかったはずです。

現代でも総理大臣が少し高級なお店に行っただけで文句が殺到してるように、お金持ちにはみんな厳しいですよね?

要するに嫉妬してるんです!

当時はお金=卑しい、汚いというイメージもあったので、嫉妬やイメージがお金持ちに挑む姿と重なって鼠小僧を英雄化させたんだと思われます。

お金は人によって見え方が変わる!


鼠小僧はお金を自分の欲求を満たすためのチケットだと認識していたのに対して、庶民はお金を悪いものとして捉えていました。

このお金に対する見方の違いが、鼠小僧を博打と女と酒にお金を使ってた”ただのクズ”から”庶民にお金をばらまく英雄”にさせてしまったのです。

まさに、、、



人によってお金の見え方は違う!



編集部

よーし!俺も盗みに行くぜ!

編集部

何盗むんだ?

編集部

あなたの心です。

編集部

誰に言ってんだお前。


【プロフィール】 著者:しょう

新卒10ヶ月で会社を辞め、スキルなし、実績なしの状態でフリーランスの世界へ飛び込む。 現在はブログやYouTube動画などで歴史の面白さを発信しつつ、やってみたいことにどんどん挑戦して天下統一に向けて進軍中。 こう見えて意外と歴史の教員免許持ってるらしい。。

▶▶︎ブログ:おかゆなれきし

▶▶︎YouTube:れきしてぃーびー

▶▶︎Twitter:しょう / 現代の信長