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【2020年】つみたてNISAのおすすめ銘柄&証券会社【初心者向け】

:【2020年】つみたてNISAのおすすめ銘柄&証券会社【初心者向け】

少額からの積立が可能な上、税金対策もできる「つみたてNISA」は、投資初心者にもってこいの制度です。

でもつみたてNISAを始めるためには、銘柄と証券会社を決めなくてはいけません。投資初心者だと選び方が分からず、つまずいてしまう方も少なくはないでしょう。

そこで今回はつみたてNISAと掛け合わせるおすすめの銘柄&証券会社をまとめてみました。

また銘柄と証券会社を紹介するだけでなく、おすすめな理由や選び方のポイントも初心者向けに分かりやすく解説します。

「つみたてNISAを始めたいけど、何を選んだらいいか分からなくて困っている」方は、ぜひ参考にしてみてください。

つみたてNISAのおすすめ銘柄(商品)と選び方

まずはつみたてNISAのおすすめ銘柄(商品)紹介と、選び方のポイント解説です。

初心者におすすめな銘柄

初心者におすすめなつみたてNISAの銘柄をまずは表でザックリと確認していきましょう。

銘柄 分散投資の可否 運用方法 信託報酬(年率)
eMAXIS Slim バランス (8資産均等型) インデックス型 0.154%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス インデックス型 0.1023%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) インデックス型 0.1144%
楽天・全米株式インデックス・ファンド インデックス型 0.132%
ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)
インデックス型 0.1144%

※2020年9月現在の情報

今回選んだのは、「分散投資ができる」「インデックス型である」「信託報酬が比較的安い」銘柄です。

なぜこれらの特徴を持った銘柄がよいのかは、のちほど解説しますので、まずは銘柄の特徴をひとつずつ見ていきましょう。

eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)

「eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)」は、その名前のとおり、以下8つの資産に分散投資を行っている銘柄です。

  • 国内債券
  • 先進国債券
  • 新国際債券
  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内不動産投資信託(REIT)
  • 海外不動産投資信託

投資の基本として、リスクを小さくするためには分散投資をすることが勧められます。とはいえ投資初心者の内は、これほど多くの銘柄(投資先)を選ぶだけの知識もなければ、資金も心もとないはずです。

しかしeMAXIS Slim バランス (8資産均等型)を購入すれば、プロが市場や情勢などを元にして、的確に8つの銘柄を選んでくれます。

またこれはどの銘柄でもいえることですが、数百円の積立金額からスタート可能です。

リスクを最小限に抑えたい方におすすめします。

(※投資では、リスクとリターンが比例します。つまり「リスクが少ない=リターンも少ない」のです。とはいえ、投資初心者なのであれば、まずはなるべくリスクの少ない選択をおすすめします)

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は、日本を除いた先進国の株式に投資するタイプの銘柄です。

先進国ですので、市場や情勢の変化は起こりづらく、比較的安定した運用を望めます。

eMAXIS Slimシリーズすべてにいえることですが、信託報酬がほかの銘柄よりも安く、コストを押さえられる点でも初心者向きといえるでしょう。

しかし数ある投資方法のなかで「株式投資」は、ややリスクが高い方法です。

その分、eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)よりも大きなリターンを期待できますが、慎重な検討をおすすめします。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む全世界の株式に投資するタイプの銘柄です。

eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)同様、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入すれば、面倒な分散投資をプロがすべて行ってくれます。

ひとつの国に投資していた場合、財政破綻や自然災害、戦争などで、国そのものが破産する恐れはゼロではありません。

しかし世界そのものが破産することは、世界滅亡クラスのことが起きなければありえないでしょう。

そのため非常にリスクが少なく、初心者におすすめの銘柄だといえます。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、米国株式のほとんど(約4,000銘柄)に投資するタイプの銘柄です。

米国はここしばらく株式市場が上り調子のため、投資家の間では以前から大注目されています。

ただし分散投資型とはいえ、アメリカひとつに投資する形になるため、複数の国に分散投資するよりはややリスクが大きいです。

楽天・全米株式インデックス・ファンドを購入する際には、そのあたりも踏まえて検討してみてください。

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)もまた、全世界に投資するタイプの銘柄です。

しかしほか銘柄とは一味違い、新興国(発展の目覚ましい国)への投資割合が多く設定されています。

新興国への投資割合が多いとは、利益が大きく跳ね上がる可能性を期待できるということです。

しかしやはり先進国への投資割合が多い全世界投資型の銘柄に比べると、リスクは大きくなります。そのあたりを踏まえて、検討してみてください。

おすすめな理由と選び方のポイント

ここまでで紹介した銘柄(商品)が、なぜ投資初心者におすすめなのか。その理由と選び方を解説します。

1.分散投資が可能な銘柄である

先にざっくりとお話しましたが、投資の世界において、分散投資はリスクを小さくするための基本テクニックです。

たとえば1つの企業に10万円を投資していた場合、その企業が倒産したら、利益ゼロどころかマイナスになる恐れもあります。

しかしこれが2つの企業に5万円ずつを投資していた場合、1つの企業が倒産しても、もう1つの企業が業績を伸ばしていれば最悪でもマイナスを減らせます。むしろプラスになることもあるでしょう。

このように分散投資は、損益の出るリスクを小さくしてくれるため、つみたてNISA用の銘柄を選ぶ際には重要なポイントです。

2.インデックス運用の銘柄である

「インデックス運用」とは、資産の運用方針です。

インデックスとは指標のことであり、たとえば「日経平均株価を指標に資産を運用」するのは、インデックス運用と呼ばれます。

こうして市場平均に連動して資産を運用すれば、「大幅な損益の回避につながる=リスクの小さい運用方法」なのです。

そのため投資初心者なら、インデックス運用の銘柄をおすすめします。

ちなみにインデックス運用の反対は、「アクティブ運用」です。市場平均よりも上の利益を目指す代わりに、リスクも大きくなります。

3.信託報酬が安い銘柄である

信託報酬とは、銘柄を取り扱っている企業に支払う報酬手数料を指します。

本来であれば自分がしなくてはいけない資産管理をプロに任せるためにかかる費用ですね。

信託報酬が安ければ安いほど手元に残るお金も増えるため、なるべく安い銘柄をおすすめします。

ちなみに目安としては、0.1%台であれば信託報酬の安い銘柄です。

つみたてNISAのおすすめ証券会社(金融機関)と選び方

つづいて初心者におすすめなつみたてNISAのおすすめ証券会社をまずは表でザックリと確認していきましょう。

証券会社(金融機関) 取扱商品数 最低積立金額 ポイント制度
SBI証券 164本 100円 ○(Tポイント)
楽天証券 158本 100円 ○(楽天証券ポイントor楽天スーパーポイント)
松井証券 154本 100円 ○(松井証券ポイント)
マネックス証券 151本 100円
○(マネックスポイント)
auカブコム証券 151本 100円 ○(Pontaポイント)

※2020年9月現在の情報

どこも最低積立金額が100円のため、投資初心者でも気軽につみたてNISAを始められます。

SBI証券

SBI証券では、今回紹介したこちら5つの商品をすべて取り扱っています。

・eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)

なおSBI証券は、積立頻度を「毎日(毎営業日)」「毎週」「毎月」の3パターンから選べるのが特徴です。

自分のペースに合った積み立て方を選べるのは、大きなメリットだといえるでしょう。

また積立頻度を小刻みにすることで、きめ細かな時間分散投資が可能になります。(投資先の分散と同じく、損益リスクを小さくできる)

楽天証券

楽天証券では、今回紹介したこちら5つの商品をすべて取り扱っています。

・eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)

楽天証券では、楽天スーパーポイントを利用して、積立代金の支払いが可能です。

また商品を保有していることで楽天スーパーポイント(もしくは楽天証券ポイント)を貯められるため、楽天ユーザーには断然おすすめです。

松井証券

松井証券では、今回紹介した商品の内、こちら4つの商品を取り扱っています。

・eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド

松井証券は、サポート制度が充実した証券会社です。

電話やメール、チャットによる人的なサポートはもちろん、ロボアドバイザーによるおすすめの投資方法提案(ポートフォリオの作成)なども用意されています。

投資初心者で不安が強い場合には、特におすすめです。

マネックス証券

マネックス証券では、今回紹介したこちら5つの商品をすべて取り扱っています。

・eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)

マネックス証券では、「MONEX VISION(マネックスビジョン)」と呼ばれる事細かな投資シミュレーションツールを無料で利用できるのがメリットです。

現在の資産状況を元に、目指す目標に向けてのアドバイスや、生涯の収支シミュレーションなどさまざまな項目をチェックできます。

MONEX VISIONには口座作成前でも利用できるお試し版も用意されているため、興味のある方はぜひ利用してみてください。

auカブコム証券

auカブコム証券では、今回紹介した商品の内、こちら4つの商品を取り扱っています。

・eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド

auカブコム証券では、「FUND DRESS」という他社とは一味違った、おすすめ商品のシミュレーターが利用できます。

というのも画面に表示された30着のドレスから一着を選ぶことで、色彩心理に基づいたおすすめ商品を紹介してくれるシステムなのです。

どの商品にするべきか知識がなくて決めかねているのなら、ぜひ利用してみてください。

おすすめな理由と選び方のポイント

ここまでで紹介した証券会社(金融機関)が、なぜ投資初心者におすすめなのか。その理由と選び方を解説します。

1.取扱商品数が多い

取扱商品が少ないと、自分の希望に沿った商品を選べません。そのため取扱商品数は、多いに越したことはないでしょう。

また取扱商品数が多いほど、その企業自体の基盤が大きく安定している傾向にあるため、そういった点でもおすすめです。

2.最低積立金額が少ない

投資は長期間に渡って行うことで、損益リスクを下げられます。

長く続けるためには、積立金額は家計に響かない、無理のない程度にすることが大切です。

そのためにも、最低積立金額が少ない証券会社を選ぶようにしましょう。

今回紹介した証券会社はどれも100円から積み立てられるため、「まずはお試しに数百円から」でも始められます。

3.積立投資でポイントが貯まる

ポイント制度はあるに越したことはありません。

ただしポイントがもらえればそれでOKではなく、ポイントを使いこなせるかも考えたうえで証券会社を選びましょう。

どれだけ多くのポイントをもらえたとしても、使い道に困るようであれば本末転倒です。

【初心者向け】つみたてNISAのコレってどうなの?【Q&A】

つみたてNISAについて寄せられることの多い質問に回答していきます。

Q.つみたてNISAは契約後ほったらかしでいいの?

A.基本的にはほったらかしてしまって構いません。

つみたてNISAの対象商品を購入した後は、プロが資産を運用してくれるため、基本的には「ほったらかし投資」が可能です。

むしろ値動きの度に「売ったほうがいいのでは?」「このままじゃ損するのでは?」とそわそわしてしまうタイプなのであれば、なるべく確認せずにほったらかしておいたほうがいいかもしれません。

短期での売買は長い目で見ると損を生みやすいため、値下がりしても一定金額を積み立て続けることこそが投資で勝つコツです。

ほったらかし投資について詳しくは「ほったらかし投資とは?初心者におすすめのやり方や注意点を解説」 をご覧ください。

Q.つみたてNISAは非課税って本当?

A.購入から最長20年間は非課税です。

なお現時点では2042年までに、つみたてNISAの対象商品を購入した場合を対象としています。

つみたてNISAの非課税制度について詳しくは「NISAの非課税はいつまで?一般・つみたて・ジュニアに分けて解説 」 をご覧ください。

Q.つみたてNISAにしろ何にしろ、投資って結局ギャンブルでは?

A.投資とギャンブルは全く異なります。

投資は知識と技術でリスクとリターンをコントロールする資産運用方法です。

ギャンブルのように運で稼ぐ方法ではありません。

投資とギャンブルの違いについて詳しくは「投資とギャンブルの大きな違い|すぐにもうけを出そうとするべからず」 をご覧ください。

つみたてNISAなら銘柄と証券会社をきちんと選ぶだけでOK!

つみたてNISAで投資信託を始めるのなら、銘柄と証券会社をきちんと選ぶだけで、投資をすぐに始められます。

しかも今回の記事で、銘柄と証券会社の選び方をあなたはしっかりと押さえられたはずです!

投資は長期間やってこそ大きな利益を得られるもの。これを機会に、ぜひ近い内に資産運用を始めてみましょう!