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資産運用初心者がお金を増やすには?リスクの低い4つの方法を紹介

資産運用初心者がお金を増やすには?リスクの低い4つの方法を紹介

「お金を増やしたいけど、何から手をつければいいんだろう」
「資産運用は初めてだから、なるべくリスクの低い方法を知りたい」

将来に備え、資産運用を考える方が増えています。

一方で、いざ資産運用を始めてみようと思っても、「なんか怖い」といったイメージが先行し、なかなか踏み出せない方も少なくありません。

しかし、資産運用は多くの方が恐れるほど怖いものではなく、むしろポイントを押さえて取り組めば、いまの生活が上向く「原動力」となる可能性を大いに秘めているものなのです。

この記事では、資産運用初心者の方に向け、運用を始める前に知っておきたいこと、そしておすすめの資産運用手法について紹介します。

記事の後半では「おすすめしない方法」もお伝えしますので、最後まで読んで、資産形成に向けた1歩を踏み出しましょう。

資産運用を始める前に知っておきたいこと

具体的な資産運用手法について見ていく前に、改めて「資産運用」そのものについて確認していきましょう。

全体像を捉えられていないまま資産運用を始めるのは、地図のないまま突き進んでいってしまうのと同じこと。

気持ちが指し示すまま行動してしまうと、特に初心者の方は引き返せない道に迷いこんでしまうことも少なくありません。

そのため、資産運用を始めるうえで知っておきたい以下の点についてまずはお伝えします。

  • そもそも「資産運用」って?
  • 資産運用を始めるべき2つの理由
  • 資産運用のリスクを抑える「3つの投資」

そもそも「資産運用」って?

資産運用とは、簡単にいうと「自分の資産を増やすための行動」のことを指します。

手持ちのお金を投資し、そのお金が新たなお金を生んでくれることから、「お金を働かせる」と形容されることもありますね。

資産運用の手法はさまざまありますが、大きく分けると以下の2つに分類できます。

・貯蓄
・投資

貯蓄

貯蓄とは、銀行口座などにお金を預け入れる運用手法です。

ピンと来ないかもしれませんが、貯蓄も立派な資産運用のひとつ。
預金者から集められたお金は、銀行によって運用され、その収益の一部が利息として預金者のもとに帰ってきます。

これは、預けたお金が新たなお金を生む状態、つまり「資産運用」ということです。

投資

投資も、資産運用の代表的な手法です。

そもそも投資とは、プロジェクトや不動産、株式などにお金を投じること。
そのうえで、投じた額以上のリターンを期待する行動のことを指します。

たとえば、英会話スクールなどに通う「自己投資」も投資のひとつですが、これも今の自分の能力を上げることを目的にした行動です。

広い意味では、パチンコや競馬などの「ギャンブル(投機)」も投資に数えられることもあります。

いずれにせよ、将来的に大きな利益を得ることを目的にお金を費やすことを「投資」と呼ぶのですね。

資産運用を始めるべき2つの理由

近年、資産運用が注目され始めているのには、それ相応の理由があります。

特に以下の2つの理由から、「資産運用を始めるべき」という声が高まっています。

・銀行に預けても利息が全くつかない
・年金だけでは老後が不安

銀行に預けても利息が全くつかない

先述したように、「貯蓄」も資産運用の手法のひとつです。

しかし、いまの日本は「超低金利時代」。

銀行に預けていても、利息が全くつきません。

多くの銀行の利率は0.001%(税引き前)で推移していますが、これは100万円を1年間預けても10円しか増えないことを意味します。

逆に、ATMの引き出し手数料は150~300円ほど。

このような現状を見る限り、銀行にお金を預けておくことは、いまの日本ではほとんど意味をもたないことが分かるでしょう。

もちろん、銀行に預けたお金は額面上は目減りすることはなく、安全なお金の“置き場所”という一面もあります。

しかし資産が増えない以上、将来的な不安を解消するためには、「貯蓄以外」の資産運用手法にも目を向けざるを得ないのです。

年金だけでは老後が不安

年金に頼るだけでは、老後に満足のいく暮らしが送れない未来も待っています。

たとえば2人世帯の老夫婦の場合、老後資金の目安は約2600万円。

一般的な年金受給額をみる限り、年金だけでは毎月約33,000円足りません。

これは、1年でみると約40万円の赤字となり、老後に25年生きると仮定すると約1000万円にも膨らみます。

さらにそこに、医療費や介護費なども入ってきます。

このように、老後には大きなお金が必要となるのです。

そのため、老後に不自由のない暮らしを送るために、いまからでもコツコツと資産運用を始めていく重要性が叫ばれているのですね。

老後に必要な資金については、「老後資金の目安はいくら?シミュレーションから貯め方まで徹底解説!」 でも詳しく解説しています。

資産運用のリスクを抑える「3つの投資」

将来の金銭的な不安を解消するために、投資に目をむけることは大切です。

ただし、投資にはリスクもあります。

そのため特に初心者の方は、まずは低リスクで安定的に運用できる手法を選びつつ、投資についての経験値を増やすことを優先させましょう。

ここでは、資産運用のリスクを抑える「3つの投資」について紹介します。

・長期投資
・分散投資
・積立投資

長期投資

長期投資とは、10年以上にわたり金融商品を持ち続ける投資手法のことです。

長期投資をすると、リスクの軽減が図れます。

なぜなら、価格が下がってしまうことがあっても、長期的にみれば上昇することが多いからです。

つまり結果として、収益がプラスで着地する可能性が高いのですね。

分散投資

分散投資も、リスクを減らすためには欠かせない考え方です。

分散投資とは、資産を複数の投資先に投資する手法のこと。

たとえば投資先をひとつに絞ると、その投資対象の価値が下がったときに大きな損失を被ってしまいます。

一方で投資先を分散させておくと、仮にひとつの投資先がダメージを負っても、ほかの投資先が無傷であれば被害が大きく拡散することを防げるのです。

積立投資

積立投資も、初心者におすすめの手法のひとつです。

積立投資とは、毎月決まった額をコツコツと投資に回し続ける手法のこと。

大金をいきなり投資につぎ込むのは、勇気がいりますよね。

投資対象によっては、つぎ込んだお金が一夜にしてゼロになることも珍しくありません。

その点、積立投資は少額から始められることから、「いきなり大きなリスクを背負いたくない」という投資初心者の方に、特におすすめできる手法といえるのです。

資産運用初心者がお金を増やす4つの方法

では、資産運用初心者におすすめの方法について紹介します。

以下4つの方法を知れば、知識の面でも「脱・初心者」を図れるでしょう。

  1. 投資信託
  2. つみたてNISA
  3. iDeCo
  4. 国債

投資信託

投資信託とは、資産の運用を任せられる手法のことです。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

・投資のプロが運用してくれる
・少額から始められる
・リスクを分散できる

投資信託については、「投資初心者にゼロから解説 はじめての投資は投資信託がおすすめ」 でも詳しく解説しています。

投資のプロが運用してくれる

資産運用の方法として投資信託を選択すると、「ファンドマネージャー」と呼ばれる投資のプロが資産運用を代わりにおこなってくれます。

そのため、投資したお金を自分で運用する必要がありません。

運用初心者の方にとっては、資産運用に長けたプロに任せられるのは大きな安心につながるでしょう。

さらに、投資に関わる煩雑な手続きや売買まで、その全てを代行してくれるので、忙しい会社員であっても投資を始めやすい、といったメリットもあります。

少額から始められる

少額から始められるのも、投資信託のメリットのひとつです。

先述したように、リスクを減らして運用するためには「積立投資」が基本です。

その点、投資信託は100円からでも積み立てることができるため、低リスクの投資としてぴったりな手法といえるのです。

リスクを分散できる

投資信託を始めると、リスクも分散できます。

投資信託で運用される資金は、複数の資金に細かく分散されて投資されます。

そのため、ひとつの投資先に限定して資金をつぎ込む手法とはちがい、リスクが大きく減らせる手法といえるのです。

つみたてNISA

投資初心者の方は、つみたてNISAも検討してみましょう。

つみたてNISAとは、少額投資非課税制度のこと。

簡単にいうと、投資によって生まれた利益に、最長20年間利息がつかない制度のことを指します。

一般的には、投資で利益を上げても税金として一部が差し引かれてしまいます。

その点、「非課税」のメリットを受けられるつみたてNISAは、かなり魅力的な制度です。

投資額は年間40万円までと少額な点はデメリットですが、最低100円からでもスタートできるので、資産運用のきっかけとして始めてみるのも良いですね。

iDeCo

iDeCo(イデコ)とは、「私的年金制度」のことです。

掛金(投資した額)がすべて所得控除となるだけでなく、運用益も非課税のため、税負担を押さえつつ投資で資産も増やせる、まさに一挙両得な制度です。

基本的には「自営業者のための年金制度」といった意味合いが強い制度のため、会社員の年間投資上限額は14万4000円~24万円と、自営業者の上限81万6000円と比べると低く抑えられています。

また、基本的には60歳までは途中引き出しができないので、中途換金の可能性がある方は、投資信託やつみたてNISAを選択するほうが良いかもしれません。

国債

国債とは、政策などに必要な資金を集めるために国が発行する債券のことです。

国民も1万円から買うことができ、元本割れ(預けた額が減ること)がありません。

利率は0.05%程度と低いですが、中途換金ができる、定期的に利息が受け取れるなど、メリットも多い手法です。

「リターンは少なくて良いから、できる限りリスクを減らしたい」と考える方には、特におすすめできる手法といえるでしょう。

初心者におすすめしない資産運用3選

ここからは、初心者におすすめしない資産運用についてお伝えします。

紹介する手法は、どの手法も「ハイリスク・ハイリターン」です。

つまり、資産が大きく減る可能性がある一方で、逆に大きく価値が跳ね上がる可能性も秘めているのですね。

資産を増やすという観点では、どれも魅力的な手法ですが、その道の経験者でも大きな損失を被ることも珍しくありません。

そのため素人が手を出すと、かなり高い確率で“火傷”をしてしまう可能性があるのです。

なかでも以下の3つの手法は、初心者がうかつに手を出すのは避けたほうが良いでしょう。

・株式投資
・FX
・仮想通貨

株式投資

投資と聞くと「株式投資」を思い浮かべる方も多いと思いますが、メジャーで馴染みがあるから、といった理由だけで投資するのはおすすめできません。

なぜなら、投資先の企業の業績を読むのは素人には特に難しく、さらにはまとまったお金も必要となるからです。

ちなみに株式投資を始めると、どうしても投資先の企業の株価に意識が持っていかれてしまいます。

株価が暴落すると、損を覚悟で売ってしまうなど、「長期投資」が推奨される株式投資において、逆に短期売買を繰り返してしまうといった面も。

そもそも、株の売り時・買い時は、投資のプロであっても見誤ることも多いものです。

こうした理由から、投資初心者がいきなり株式投資に手を出すのはあまりおすすめできず、挑戦するにしても、まずは投資信託などで資産運用の基礎を押さえてから、といった流れを踏むのが妥当といえるでしょう。

FX

FXも、投資初心者にはおすすめできません。

FXとは、国と国とのレート変動をもとに取引を行う手法のこと。

投資した額の最大25倍の額で取引をすることができる、いわゆる「レバレッジ」をかけられることがFXの大きなメリットですが、ハイリターンを見込める裏には相応のリスクが待っているもの。

FXの場合は、レバレッジをかけるほど為替変動の影響を大きく受けるようになり、為替が想定外の動きをした場合には大きな損失を被る可能性が高くなります。

ちなみに、「FXで稼いだ」といった声がネットやSNSで流れることもありますが、それはほんの一部の人だけ。

多くの人は、損失を抱えたまま撤退……といった現実があることは知っておきましょう。

仮想通貨

仮想通貨に手を出すのも要注意です。

仮想通貨とは、データのみでやり取りされる“デジタル通貨”のこと。

一般的な通貨と同様に価値に変化が生まれる特性があり、将来的な価値の上昇を見込んで「ビットコイン」などの仮想通貨に資金が流れ込みます。

仮想通貨は低額で取引ができ、売買手数料も低く抑えられているなど、株式投資よりも手軽に始めやすいといった声もある一方で、元本保証がないため、運用に失敗すると資産が大きくマイナスになることも。

さらに、1日のなかでも値動きが激しいことから、売買のタイミングによっては大きな損失を被ることも珍しくありません。

そして仮想通貨は、ある意味「ギャンブル性」が強く、大きく稼げる人はほんの一握り。

こうした理由から、素人がうかつに手を出すと大損する可能性が高いため、特に投資初心者の方にはおすすめできない手法といえるのです。

資産運用初心者は、まずはローリスクでお金を増やそう

資産運用は、この先の不透明な社会を生き抜くために欠かせないものとなってきています。

給料も上がりにくく、貯蓄でもお金が増えない現実にあって、お金を増やす手段として希望が持てるのが、投資を始めとする資産運用です。

しかしお伝えした通り、投資のなかには初心者にはおすすめできない方法も多く存在します。

そこで、資産運用初心者の方は、まずは投資信託やつみたてNISAなど、ローリスクでお金を増やせる方法がおすすめです。

もちろん、これらの方法にもリスクはありますが、大きな損失にはつながりにくく、むしろ手堅くリターンを受け取れる手法ともいえます。

お伝えした内容をもとに、いまからでも資産運用を始めてみましょう。